有限会社リフォームハウス創さんは、「夢を叶えるお手伝い」をキャッチフレーズに北海道北見市を中心に活動されています。

夢を叶えるお手伝い

リフォームハウス創さんは、お名前のとおり住宅リフォームを手掛ける会社として1988年に創業されました。

片平社長は以前建築会社で企画のお仕事をされていたそうですが、その頃からすでに断熱に取り組んでいらっしゃったそうです。

「真剣に建築に向き合うと断熱・気密・換気に行き当たる」と片平社長。

今回は大変お忙しい合間に取材に応じて頂きました。

ルーミットホーム新空調の家

リフォームハウス創さんの「ルーミットホーム新空調の家」は、屋根外張り断熱120mm+壁外張り断熱60mmで建物全体をネオマフォームですっぽり包みます

確かな施工技術で「夏は涼しく・冬は暖かい」を実現されています。

夏は小屋裏で冷やした空気が北側の壁体内を循環し、それを室内で吸い上げます。

冬は床下で温めた空気が壁体内を上昇し、熱交換器を通して綺麗な空気と汚れた空気に分けてレンジフードから放出されます。

熱交換システムの配管は二層構造になっていて、一旦集められた排気をさらに熱交換するという、念の入った2段構えの熱交換システムとなっているそうです。

エネルギーロスを最大限まで抑えているので、建物本体から熱が損失する分を加味しても、エネルギーロスは10%から22%程度というお話しです。

ロス分が少ないという事は、それだけランニングコストも抑えられる事になります。

寒さの厳しい北見市に限らず、北海道では月の暖房費が6万円とか7万円というお話をよく耳にします。

ルーミットホーム新空調の家では、40坪程度の建物で年間の暖房費が10万円程度で済むそうです。

熱交換機能を備えたレンジフードを標準採用するなど、メンテンナンスコストにも配慮されていらっしゃいます。
【 リフォームハウス創 】→ 新空調の家ルーミットホームとは

気密と空調

気密性が高い建物は計画的に換気を行わないと負圧の関係で空気は外に出て行きません。

日本全体平均でみても北海道の家は全体的に気密性能が高いです。

その中でもリフォームハウス創さんのルーミットホーム新空調の家はトップクラスの性能です。

さらに築10年後に気密測定を行っても新築時とほぼ変わらない数値を保っていらっしゃるそうです。

先進国中で断トツのヒートショック死亡数を更新している日本ですが、ルーミットホーム新空調の家では1階と2階の温度差が僅か0.5℃程度だそうです。

建物自体の劣化も防ぎ、小屋裏や床下なども有効活用できます。

あえて性能を謳わない

「プロの建築屋として高性能な家を建てるのは当たり前」「性能について聞かれれば答えるけど、わざわざ言わない」と片平社長。

誤解のないように付け加えますが、決して寡黙な方という訳ではありません。

住宅性能に関する私たちの質問にも淀みなく明解にお答えいただきましたし、おそらく、本気で住宅性能のお話をされたら一晩中でも語られるでしょう。

坪単価で判断しがちな傾向がある世の中で、いきなり住宅性能の話をしても抵抗があるだろうという思いがあるように感じました。

片平社長は大変気さくで、とても親しみのあるお方です。OBのお施主様からのご紹介が多いというのも判る気がしました。

非常に残念ですがここでお時間となってしまいました。また改めまして取材できたらと思います。

帰り際に、床下に使われているホタテの貝殻を原料とした焼成カルシウムをお土産としてスタッフ全員に頂きました。この場をお借りして御礼申し上げます。

有限会社 リフォームハウス創
住所:〒090-0825 北見市無加川町409-26
代表:片平 明弘
HP:http://www8.plala.or.jp/souhouse/index.html

塩川建設株式会社さんは、「夢をかたちに」をキャッチフレーズに北海道網走市を中心に活動されています。

お忙しいところ御対応頂きましたのは4代目代表の塩川社長様です。

塩川建設さんの創業は、大正9年(1920年)と約一世紀に渡る歴史があります。

現在は公共事業から一般建築まで幅広く対応されています。

高性能が基本仕様

塩川建設さんの建てられる家の特徴は「柱が多い」「梁が太い」だそうです。

「重要なのは構造的にしっかりとしている事」と塩川社長。

常に安定した「質・技術」を提供するため、すべて自社大工による施工を行っているそうです。

塩川建設さんが手掛ける住宅は「地域的に100坪以上の住宅が多い」というお話ですが、お話を伺っていると住まわれた後のランニングコストなどにも非常に細やかな配慮をされていらっしゃいます。

「面積が広い分ランニングコストも抑えたい」と塩川社長は熱心に語ります。

実際にお施主様のお宅を見学させて頂く事になりました。

雄大な大自然に囲まれた開放感あふれる家

塩川建設さんでは基礎断熱&蓄熱暖房を採用されています。

蓄熱暖房の場合は、電源を切っても数日間は蓄熱が保たれるというメリットがあるそうです。

折しも取材の前月9月6日の北海道胆振東部地震で大規模な停電に見舞われた事もあり、蓄熱暖房の優位性が注目されているようです。

取材当日の網走市の早朝の外気温は1℃と我々にはかなり寒く感じました。

お施主様ご夫妻は前日の晩に旅行から帰られたばかりという事で、お留守の間は数日間暖房システムを切っていらっしゃったそうです。

ごらんのとおりエアコンも見当たりませんし、薪ストーブも稼働していませんでした。

気密性を高めた建物に第一種換気システムを採用。

蓄熱暖房により温められた暖かい空気が壁体内を流れていきます。

奥様が「寒くないですか?」と私たちを気遣っていらっしゃいましたが、建物の中はとても快適でした。

快適な大空間と窓越しに眺める大自然の景色に魅了

快適な大空間と窓越しに眺める大自然の景色に魅了され、私たちは取材を忘れて見入ってしまいました。

窓越しに小鳥が餌をついばむ姿を見た時は、完全にバードウォッチャーになっていました。

お施主様によると「リスや狐や狸はもちろんの事、クマも訪れた事もある」というお話に、私たちはドラマ北の国からを連想していました。「季節ごとに景色を楽しめる」とお施主様も喜ばれていらっしゃいました。

突然の訪問にも快く見学させて頂いたばかりか、あろう事かコーヒーまでご馳走になりました。この場をお借りしてお施主様に御礼を申し上げます。

まるで映画のワンシーン

こちらのお宅もアポなし訪問となりました。

写真をご覧になれば判ると思いますが、余計な説明は不要ですね。

あまりの広大なお庭に、思わず「個人邸ですか?」と尋ねてしまったほどです。

見事な紅葉と相まって、まるで映画のワンシーンのようです。

私たちは建物を見学させて頂く前に興奮していました。

土地を求めて20年、長年の夢を実現!

この場所を見つけるまで、お施主様は20年に渡って土地を探されたそうです。

知床半島とオホーツク海を一望する好立地です。

建物はまだ築10年というお話ですが、古民家のような趣があります。

先に建築された物置

こちらの建物が、母屋をイメージして15年前に建てられた「物置」だそうです。

現在はご主人の絵を保管するなど、アトリエとして活用されていらっしゃいます。

プランニングの妙

お施主様(ご主人様)が絵を描かれる事をヒントに、プランニングの際には塩川社長手書きの内観パース図を見せながら意見交換されたそうです。

祖父の代からの建具や収集したアンティークコレクションを有効活用

お施主様のご希望は「祖父の代からの建具や、これまで収集したアンティークコレクションを有効活用したい」だったそうです。

どこに飾れば良いのか?、それはどんな風景になるのか?

釿(ちょうな)仕上げの大黒柱など随所にお施主様のこだわりが感じられます。

こうした技法を再現できる大工さんがいらっしゃるのが塩川建設さんの素晴らしいところですね。

適材適所に古材を取り入れ、風格ある古民家のような家が完成しました。

【 こちらの施工例はHPでもご紹介されています。 】→ 塩川建設住宅実例

ネオマフォーム断熱施工中の現場

こちらの建物は、環境負荷の低減を図る目的で制定された地域型住宅グリーン化事業モデルの長期優良住宅だそうです。

ネオマフォーム断熱施工の様子を見学させて頂きました。

ネオマフォーム同士の目地と間柱の間に密着性シートが隙間なく貼られていて、建物の気密性を高める工夫が為されていました。

ネオマフォームの断熱性能は、このように施工技術が伴ってこそ本領を発揮します。

どのような建物になるのか?完成が楽しみですね。

こだわりのあるお施主様大歓迎

今回の見学させて頂いた2軒のお施主様宅は、いずれもいわゆるアポなし訪問でした。塩川建設さんとの良好な関係性がなければ実現できなかったと思います。

様々なご要望に応えられる高い技術力と、地道な努力を怠らない真摯な姿勢がお施主様との良好な関係性を築くのではないかと感じました。

働きやすい環境づくりに取り組む

建築業につきまとう3Kイメージ「きつい・汚い・危険 」を払拭すべく、年間106日の休日や退職金制度を導入するなど、塩川建設さんでは18年前から労働環境の改善を行っているそうです。

あの伝統的な釿(チョウナ)仕上げを実現した大工さんも含めて、塩川建設さんの大工さんは全員社員大工さんだそうです。

創業から一世紀、地域に根差した企業として真摯に取り組む姿勢は素晴らしいと思いました。

残念ながらここでお時間となってしまいました。続きは次の機会に伺わせて下さい。

お忙しいところ取材に応じて頂いた塩川社長様、突然にも関わらず快くお宅を拝見させて頂いたお施主様、その他スタッフの方々に、この場をお借りして心より感謝申し上げます。

塩川建設株式会社
住所:〒 093-0014 北海道網走市南4条西3丁目14番地
代表:塩川 顕児
HP:http://www.shio-ken.co.jp/